いじめを許すな!

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なぜいじめは起こるのか


■なぜいじめは起こるのか

 いじめとは意図的に起こるものである。
つまり、言われもない「いいがかり」をつけることである。
いわゆるむかつく材料をそうとするということだ。



具体例をあげてみよう。
○気が弱そう、友達がいない人
○自分よりも小さく、弱い人
○転校生・新入生
○めがねをかけている人、歯の矯正をしている人
○運動が苦手な人
○外見や行動が目立つ人
これらの人々に共通していることは、「みんなと違う」人、
「自分より弱い立場にいる」人であるということだ。

「みんなと違う」ことを理由に、いじめのターゲットをみつける。
ここでは、自分は「みんなと同じ」であるという心理が働いている。
「みんなと同じ」「自分は強い」と思いたい人が「みんなと違う」「弱い」ものを見つけ出して、
攻撃をしているということである。
傷つけおどかし、自分の味方を増やし、仲間はずれをつづけていくのもそのせいであると言える。
一方、いじめられているほうは、「おまえのせいでむかついて仕方ない」と言われ続けているわけだから、
自分が悪いからこんなことされているのだ、と思うようになっていく。



いじめているほうは、こんなふうに人を思い通りに操れること、
自分の力が試せることが、おもしろくて止められない。こうしていじめは生まれるのだ。
ただ、どうやって人とつきあったらいいのかわからなくて、いじめてしまうという人もいる。
意見がくいちがうと、話し合って解決していこうともせずに、
いきなりけんかを始めてしまうような家族の中で育ってきた人には、
そのようなことが見受けられるかも知れない。
力ずくでいいなりにさせるのではない、人と人とのかかわりというものを、
知らないままできてしまった、ということである。
また、自分の思い通りに行かないときに、関係のない人にやつあたりをしてしまう、という人もいる。
そして、人のことがすごくうらやましく思えたり、自分に自信がなかったりして、いじめる人たちもいる。
このように、いじめというのは、自分の思い通りにするためなら、人を傷つけたり、
嫌がらせをしたり、おどかしてもかまわないと思っている人がするものなのである。

したがって、いじめはどのような場所でも、どのような集団にも起こり得る。
性別も関係なく、同年代、あるいは年上の人をいじめる人もたくさんいるのだ。