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感情を大切にしよう



 「怒り」という感情を押し込めようとしている人は多いのではないだろうか。
怒ってはいけない、と言われ続け、
知らず知らずのうちに怒っている気持ちを消そうとしてしまう。



そして、この感情こそ、押し込め続けると、暴発してしまい、
関係ない人にやつあたりをしたり、いじめてしまうようになりがちである。
しかし、実はこの「怒り」はとても大切な感情で、耳を傾けてみると、
自分がどのように扱われたいと思っているのかを教えてくれる。
「怒り」は、自分が何に納得し、何に納得できないのかを教えてくれる。
したがって、この感情を上手く扱うことは、
自分の気持ちを上手く受け止めることにつながる。  毎日の暮らしの中で、「気持ち」の果たしている役割は大変大きい。
では誰でもが上手に自分の気持ちを話すことができているかというと、
そうでもないのが現実である。



自分の気持ちを話したがらない人や、人の気持ちを聞くことが苦手な人も結構いる。
また、気持ちを話すということはその人の弱さのあらわれである、と考える人もいる。
これは間違っている。
自分の気持ちに向き合えるということは、それだけの勇気と自信を持っている証である。
逆に、人から気持ちを伝えられたときも、
耳を傾けて、理解してあげることは出来ないだろう。
人に気持ちを伝えることで、自分の気持ちは、ずいぶん楽になる。 何をやっても、自分のだめなところしか思いつかないときも、
自分の感情としっかり向き合うことが大切だ。
そうすると、何が問題なのか、何が自分を落ち込ませているのか、を明確にすることができる。
原因を追及していくにつれ、漠然とした不安は取り除かれる。
そして、残ったものに向き合ってあげればいいのだ。



      また、自分で自分を追いつめていることはないだろうか。
例えば、相手の言葉尻や、ふとした動作から、
悪い意味を読み取ってしまい、そう思いこんでしまう、というようなことである。
「どうせ私は…」と、悪いのは自分だと思ってしまう。
しかし、そうやって自分を追いつめいじめていても、辛く苦しいのは自分である。
せめて自分だけでも、自分の味方でいてあげよう。 感情は自分で変えることができる。
自分の感情は自分の気持ちひとつで、良い方向にも、
悪い方向にも向きを変えることができるのだ。