いじめを許すな!

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誰かに助けを求めよう



 いじめられている場合、いじめられていることを第3者に話すことは大変勇気のいることである。
仕返しを恐れ、さらにエスカレートするいじめを予想することはたやすい。
また、いじめとは大人になるためには乗り越えなければならないことであるとか、



助けを求めることはだらしなく恥ずかしいことである、などという考えがあることも否めない。
また、大人や年上の人に話すことは卑怯と思っている人もいる。
しかし、一人で解決できることには限界がある。
人は一人では生きていけない。誰かに頼って頼られて生き、生かされているのである。
つらい経験を話すには勇気と決断力がいる。
でも、そうしなければ、いじめられっぱなしでいることになる。
人が自分を支配するのを許し続けていくことになる。
だから、まずは回りにいる信頼出来る人に相談してみよう。
年上の人や先生という立場の人に守ってもらうことは当然のことである。
今は、電話相談という手段だってある。一人で悩まないで、誰かに相談をしてほしい。



 誰にも打ち明けないでいると、いじめはずっとつづく。
しかも、自分だけがいじめられつづけるわけではない。
誰かに相談したことがきっかけになって、みんなも落ち着いた、
安心できる雰囲気のなかですごせるようになるのである。
次は自分がいじめられる番かもしれない、とビクビクおびえなくても済むようになる。
お互いをきちんと大切にしあえるようになるはずだ。
 いじめの問題は、みんなの気持ちを考えて丁寧に取り組まないと解決できない。
最近では、ずいぶん多くの人がこのことに気が付きだしている。
ある研究によると、大人に助けを求めた子どもたちの4分の3近くが、
よい効果があったと思うと答えている。

 いじめがおこったら、大人の助けがなければなかなか解決はできない。
大人がほんとうによく考えて助けることができれば、
いじめはうまく解決できる、ということでもある。